2019/03/03

オンラインゲームにはまって不登校に

こんにちは。
「こころのそえぎ」(福本早穂)です。



3/2,神戸、3/3名古屋と、
学びリンク主催「通信制高校合同説明会」
のカウンセリングコーナーに居ました。




子どもが、いろいろなストレスから
学校がしんどくなってきたところへ
夏休みになり、
オンラインゲームにはまってしまった。



昼夜逆転、家族と食事しない、…
そのまま2学期から行けなくなってしまっている。



というご相談がいくつもありました。









<強硬手段に出ると
ますます入り込んでしまう>
親御さんは、ゲームをやめさせようと、
怒ったり、ゲームをできなくしたり、
一度は強行手段にでていますが、
子どもが暴れたりして、
諦めざるを得ない状態に
なるのも共通しています。




ゲームの中で作り上げた人間関係を、
一気に遮断されることの、
絶望感、怒りは十分に想像できます。



否定して叱責しても、
ますますゲームの中の居場所に
逃避してしまいます。




どうしたら良いのでしょう?
放っておいていいのでしょうか?
と訊かれるのも共通しています。




こちらの記事も合わせて
お読みください。
「不登校の回復段階『安定期』その1~ゲーム・ネット」




<まずは、親子関係の修復から>
結局のところ、
破綻した親子関係を修復し、
断絶した親子の通路を繋ぐように
するしかないと思っています。



まずは、子どもが喋ってきたら、
興味を持って聞いてあげてください。
それがゲームの話であっても。



学校での交友関係と同じように、
子どもが今ネットの中で
どんな人間関係を経験しているのか、
興味を持って知る事が大事と思います。




ネットの世界の魅力を上回る魅力が、
リアルな世界にあれば、
ふたつの世界を行ったり来たり、
するようになると思います。




ゲームの中に没頭してしまうか、
ゲームで仕事をする人になるか、
分かれ目は、
身近にいる人たちとの関係性
によるのではないかと
不登校を経験して大人になった
人たちをみて
思うのです。




ご心配を抱えている親御さん
どうぞ今の子どものことを
話しに来てください。



少しでも、胸のつかえがとれたらいいですね。



不登校ひきこもり相談室
「こころのそえぎ」(福本)
も、お待ちしています。
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同じ悩みを抱える親同士のおしゃべり広場
「ゆうスペース」は、
親子支援ネットワーク♪あんだんて♪
で開催しています。
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