2018/12/11

不登校の子どもが医療(病院)にかかるとき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、不登校の子どもと医療の関係について
考えてみたいと思います。



学校を休むときって、
なんらかの身体症状が出ていますネ。




頭痛、腹痛、
吐き気、めまい 発熱
など、
さまざまな症状がでてきます。




そこで、具合の悪いとき
いつも診てもらう
小児科医にかかることが多いです。




その先生が、
不登校の状態に理解があるかどうかは、
その後の子どもの回復過程に
大きく影響しています。




調べても悪いところはないので、

「ちょっとお母ちゃんに
    甘えてんのとちがうか?」

って言われることもあります。




それを聞くと、
親は、自分が甘いのではないか、
だから子どもになまけ心が
出ているのかもしれない
なんて思って、


なんとか行かせなければと
がんばってしまいます。




朝、起きた時は
本当にしんどそうなので、
欠席の連絡をいれます。



でも、
2~3時間すると、
症状は消えてスマホをいじったり、
ゲームをしているのを見ると、


あれは仮病だったの?
と疑心暗鬼にかられるのも
無理ないと思います。







2018/12/07

不登校からの進路選択~まだ進路が決まらない~

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




中3のこの時期になって、
まだ動き出せない子どもさんもいます。



<納得するまで決められない>
親としては不安になったり焦ったりしますが、
全日制高校にこだわらなければ
3月末まで、なかには4月はじめ頃でも
受け付けている通信制高校もあります。




不登校の子どもの状態を理解して
かかわってくれる先生がいて、


学び方や通学日数など
自分に合う学校を見つけると、


大きく伸びていく
子どもさんが多いのです。




十分納得するまで、
締め切りぎりぎりまで、
決められない子どももいます。




親御さんが受験しそうにないと
あきらめていた子どもが、


試験の前の夜に、


「鉛筆と消しゴムある?」


と聞いてきて、


毎日昼夜逆転の生活だったのに、
翌朝早く起きて試験会場に行った
ということもあります。




2018/12/02

12/1 不登校相談会<そえぎ>吹田、終了しました。

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



不登校相談会、終了しました!


今回は、4人のお母さんがご参加くださいました。


うち、2人は子どもさんが不登校になってまだまもないので、
親子の会話も途絶えている状態。親もつらい時期です。






病院やスクールカウンセラーなど、相談に行かれてはいますが、
母親ならではの苦しさは、どこにも話す機会がありません。


ご飯のこと、
子どものつぶやき
家族の反応



など



日常のささいな悩みまでゆっくり話せて、
帰るころには、「スッキリしました」と笑顔も出たので、
来ていただけてよかったです!




来年1月は未定ですが、年内に開催日をお知らせできると思います。
どうぞ、お子さんともども、よいお年をお迎えください。



2018/11/30

中学高校の不登校からの進路選択

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、引き続き進路の問題を取り上げたいと思います。





中3になると進路選択の時期がやってきます。



このとき、不登校の回復段階によって
選択の基準がちがってくると思います。



回復段階の詳細はこちら
 不登校の回復段階を知ってください








2018/11/24

「不登校のとき、勉強しましたか?」

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




中学3年の今の時期ですと、
高校進学の志望校を
学校に提出する時期ですね。




不登校の子ども場合、
学校に行っている子どもと
同じペースで進路を決められない
場合が多いです。




「まだ決められないけれど、
全日制A高校と通信制B高校には
親だけ見学に行きました。

B高校では、3月末まで待ってくれるそうです。
親としては、
何月ごろ決めたいと思いますが、
子どもの状態を見ているところです。」


など、



今の子どもの状態と
親の考えや、行動しているところを
学校に伝えて、
待ってもらうように
お願いしてみてください。



進路に関する記事
不登校の子どもがまだ進路決定できないとき




進路決定の時期は、
ずっと学校に行ってない
子どもにとって、
不安、心配、焦りが出てきて、
さまざまに揺れる時期でもあります。



長年勉強から離れているという事もあり、
進学にあたって学力の不安もあるでしょう。




しかし、中学時代
不登校を経験した若者に


「不登校のとき、
勉強していましたか?」


と尋ねると、


ほとんどの方は、
「まったくしていませんでした。」
と答えています。






2018/11/20

不登校の子どもがまだ進路決定できないとき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



中3の2学期末の三者懇談では、
最終的な進路決定を迫られる時期です。



まったく学校に行けていない
子どもにとって、
懇談のために教室に入る
ということもつらい場合があります。



高校入学に向けて
今から少しずつでも出席できるように、
と思われる親御さんや
先生がいらっしゃいますが、



今無理に登校を促して
エネルギーを消耗するより、

高校入学までに
エネルギーを充電しつつ
通信制単位制、定時制も含めた

高校の進路を伝えていく方が
いいのではないかと思います。







2018/11/15

学校に行けなくなると、熱血先生がしんどくなることも

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




不登校の渦中の親御さんは、
直接先生に言えないけれど、



熱心にかかわろうとしてくれる先生が、
子どもと親にとって
つらい存在になることがあります。






教員の評価制度が
どのような基準なのか知りませんが、
能力や意欲、態度などが
評価の基準になっているとしたら、



不登校の子どもが学校に行けるようになると、
高い評価がつく
ということでしょうか?






学校に行けるようになるまでに、
それまでの回復段階があります。
「不登校の回復段階を知ってください」




ちょうど始動期に入って、
子どもが外に動き出す時期ですと、
担任のかかわり方や
クラスの友だち関係によって
行けるようになる場合があります。



なので、
その時期に担任になり、
評価が高くなるのであれば、
それまで良いかかわりをしてくれていた
先生の評価は
どうなるのだろうと、
気になるところです。