2019/04/11

不登校の親は、桜の季節がつらい

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



先日の日曜日、
近くの疏水の桜並木は満開でした。




いつもは、あまり人通りのない
散歩道もにぎわっており、
桜の下でお弁当を広げる人々を
見ている私も
笑顔になっていました。





今は、こんなふうに言える私も、
子どもが学校に行ってない春には、
眩しいくらい咲き誇る桜を
見ているだけで、
涙が出そうになったものでした。





こちらの記事もお読みください。
不登校の子どもは、春に動き出すとは限らない。 





だから、
今不登校の子の親御さんが
校庭の桜の花をみて、
ざわざわ落ち着かない気持ち
になるのも、
よくわかります。









<校庭の桜を見ると
哀しくなる>
毎年、
新しい担任が決まると、
子どもが不登校である事情を
説明しにいかなければならないので、
学校に出向きます。



職員室に行くと、
窓から満開の桜が見えるのです。



たくさん生徒がいるけれど、
あの下にわが子はいない
と思うと、
悲しみが湧き上がってきます。





周囲のみんながスタートする
この季節に、
動き出す気配のない
わが子を見てると、
もどかしく、哀しくて
時には腹立たしくさえ
思えてきます。



<子どもの回復は、段階を踏んで>
でも、子どもの心身の状態は、
新学年、新学期だからといって、
急に回復したり成長したり
するわけではないんですよね。





その子のペースで、
回復段階を歩んで行き、
十分エネルギーが充電できれば、
親や先生が予想できないときに、
急に動きだしたりするのです。




でも、
いつ、どこで、なにで?
動き出すのか
分からないから、
苦しいんですよね。




<良い見守りには、
よき支援者とのつながりを>
エネルギーを充電するためには、
親の温かい見守りが
必要なんですが、
私の経験から言っても、
一人では、
不安で心配で
待てないです。




不登校から元気になっていく
子どもさんを見ていると、
親御さんたちが、
よい支援と継続して
つながっています。




どうぞ、
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気持ちを少しでも楽にしてください。
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4月20日(土)午後1:30~4:30
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<関連記事>
「不登校の子どもは
春に動き出すとはかぎらない」



<参考図書>
新学期の不安や焦り、心配になったら、
お読みください。

不登校でも子は育つ ~母親たち10年の証明~
 

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