こころのそえぎ(福本早穂)です。
先日の日曜日、
近くの疏水の桜並木は満開でした。
いつもは、あまり人通りのない
散歩道もにぎわっており、
桜の下でお弁当を広げる人々を
見ている私も
笑顔になっていました。
今は、こんなふうに言える私も、
子どもが学校に行ってない春には、
眩しいくらい咲き誇る桜を
見ているだけで、
涙が出そうになったものでした。
こちらの記事もお読みください。
不登校の子どもは、春に動き出すとは限らない。
だから、
今不登校の子の親御さんが
校庭の桜の花をみて、
ざわざわ落ち着かない気持ち
になるのも、
よくわかります。
<校庭の桜を見ると
哀しくなる>
毎年、新しい担任が決まると、
子どもが不登校である事情を
説明しにいかなければならないので、
学校に出向きます。
職員室に行くと、
窓から満開の桜が見えるのです。
たくさん生徒がいるけれど、
あの下にわが子はいない
と思うと、
悲しみが湧き上がってきます。
周囲のみんながスタートする
この季節に、
動き出す気配のない
わが子を見てると、
もどかしく、哀しくて
時には腹立たしくさえ
思えてきます。
<子どもの回復は、段階を踏んで>
でも、子どもの心身の状態は、新学年、新学期だからといって、
急に回復したり成長したり
するわけではないんですよね。
その子のペースで、
回復段階を歩んで行き、
十分エネルギーが充電できれば、
親や先生が予想できないときに、
急に動きだしたりするのです。
でも、
いつ、どこで、なにで?
動き出すのか
分からないから、
苦しいんですよね。
<良い見守りには、
よき支援者とのつながりを>
エネルギーを充電するためには、親の温かい見守りが
必要なんですが、
私の経験から言っても、
一人では、
不安で心配で
待てないです。
不登校から元気になっていく
子どもさんを見ていると、
親御さんたちが、
よい支援と継続して
つながっています。
どうぞ、
不登校引きもこもり相談室
「こころのそえぎ」で、
愚痴や悩みを話して、
気持ちを少しでも楽にしてください。
こころのそえぎHPはこちら
そして、家に居る子どもの成長を
確かめ合い、
今後の見通しを持てるように
一緒に話しませんか?
こころのそえぎの
不登校相談会
4月20日(土)午後1:30~4:30
大阪・吹田
詳しくは、こちら
「個別相談」もどうぞお越しください。
(ご遠方の方は
電話やテレビ電話でもご相談できます。)
多くの方が、カウンセリングを受けて
楽になったと話してくださっています。
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一年前より、
半年前より、
家に居ても子どもは
確実に成長していますよ。
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不登校でも子は育つ ~母親たち10年の証明~
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