こころのそえぎ(福本早穂)です。
今年は、平成から
令和に元号が変わり、
10日間という
長い連休もあと一日。
みなさんは、
いかがお過ごしでしょうか?
毎年、4月末から5月のGWあけは、
学校に行けなくなる子どもが増えています。
入学式に行ったきり学校へは行けない。
あるいは五月雨登校をしながら
がんばっていたけれど、
GWのあと、ぱったり行けなくなってしまった、
ということはよくあります。
行けるだろうか、と不安を感じながらも
入学後一生懸命がんばっていたけれど、
ストレスがたまってしまい、
しばらく休まなければ動けない
ということがあります。
<学校生活は緊張の連続>
4月は、ガイダンス、健康診断、新しい部活、先輩、新しい担任
など学校生活自体がバタバタと
安定していないうえ、
クラスの人間関係に気を遣うことも多いです。
目まぐるしく周囲が変化していく中で、
繊細な子どもは、
いつも過敏に神経をつかって
疲れています。
なんとなくいらいらする。
朝起きるとぼーっとしている。
といった状態があっても
気が付かず学校に行っていますが、
長い休みに入り、
緊張がゆるむのでしょう。
どっと疲れが出てきてしまいます。
そんな時は、
毎日行くことを目標にしないで、
自分のペースと相談しながら
少しずつ環境に慣れていってください。
こちらの記事も参考になさってください。
再登校(進学)するときの親の心構え
<子どもの気持ちや
目線に寄り添って>
学校に馴染んでいけるかどうかは、
担任との相性
気の合う友だちができるかどうか
入学早々ショックなできごとがあった
などいろんな巡り合わせがありますので、
子ども自身に原因があると思わずに、
子どもの気持ちや目線に寄り添って
話を聴いてあげてください。
子どもさんの落ち込みがひどいときは、
心身の疲れを受け入れてあげて、
静かに傍にいてあげてください。
後の回復のためには、
無理させるよりは、ずっといいのです。
そうは言っても、
親御さんは不安で心配なことと思います。
そんなときは
不登校ひきこもり相談室
「こころのそえぎ」(福本)へ
ご相談ください。
HPはこちら
お母さんが気持ちを楽にして
子どもを見守っていけるように
ゆっくり話をお聴きし、
回復への道筋を一緒に考えます。
お問い合わせは、
こちらのフォームから
<関連記事>
徐々に学校生活に慣れていくための参考にしてください。
「再登校(進学)するときの
親の心構え」
再登校(高校入学後)への不安
行きたいのに行けない
—高校入学後の連休明け
<参考図書>
不登校から再出発した子どもたちの経験が載っています。
不登校でも子は育つ ~母親たち10年の証明~
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