こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。
こころのそえぎ(福本早穂)です。
今日は、不登校初期のLINEの問題を
取り上げてみたいと思います。
<いじめに遭ったOさんの場合>
いじめや友だち関係のトラブルで、
行けなくなったOさんは、
本人にとって、回避したい相手なので、
会わなくなってホッとしました。
いじめや友だち関係のトラブルで、
行けなくなったOさんは、
本人にとって、回避したい相手なので、
会わなくなってホッとしました。
でも、クラスメイトとはLINEで繋がっていて、
自分から切らない限り
相手からの情報は入って来ます。
お母さんからから見ていると
スマホを一日中触っているOさんが、
急にイライラしたり、物を投げつけたり、
そうかと思うと、
塞ぎ込んでいたり…
心配になりますよね。
Oさんはグループの中でいじめられていたので、
いじめた者同士のやり取りを見て、
二重に傷ついているのです。
いじめた者同士のやり取りを見て、
二重に傷ついているのです。
<頑張りすぎのR君の場合>
一方、R君は
頑張りすぎの息切れタイプ。
頑張りすぎの息切れタイプ。
友だち関係はいいのだけれど、
勉強と部活の両立につまづいたり、
身体の不調が続いたりして
行けなくなりました。
LINEには、クラスの友だちから
「なんで学校来ないの?」
「明日は、学校来いよ」
など、
友だちの多いR君に、
毎日のようにLINEが届きます。
「明日は、学校来いよ」
など、
友だちの多いR君に、
毎日のようにLINEが届きます。
それでもR君は行けないので、
何と返信して良いかわからなくて
辛い毎日を送っています。
二人とも、
自分からLINEを切れると、
少し楽になれるのですが、
自分がどんな風に言われているのか、
気になるので、
見たくないけど見てしまう、
という状態が続いたりします。
自分からLINEを切れると、
少し楽になれるのですが、
自分がどんな風に言われているのか、
気になるので、
見たくないけど見てしまう、
という状態が続いたりします。
急に孤独になってしまい、
有り余る時間を悩みで費やして
しまっているのかもしれません。
<親子関係も険悪に>
そういう状況の時に、
先生の家庭訪問があると、
辛くて会えないと思います。
先生の家庭訪問があると、
辛くて会えないと思います。
親は、忙しい中を来てくださった
先生に申し訳なくて、
子どもを叱って会わせようとします。
子どもを叱って会わせようとします。
(「子どもは先生に会うのが辛いみたいです」
と伝えて、無理に会わせなくて良いですよ。)
と伝えて、無理に会わせなくて良いですよ。)
なので、先生が帰られた後で、
親子が険悪になってしまうことも、
しばしばあります。
(先生へ
家庭訪問のあと、後でこっそり
「帰った後、どんな様子でしたか?」
と聞いてください。
もしも子どもが荒れてたら
しばらく訪問を控えて頂いて、
親の相談だけにして頂いたほうが
よいと思います。)
親の方も、
神経質になっている子どもに
どう声かけすれば良いのか、
腫れ物にさわるようにしてるかと思うと、
急にキレて、子どもに当たっていたり。
神経質になっている子どもに
どう声かけすれば良いのか、
腫れ物にさわるようにしてるかと思うと、
急にキレて、子どもに当たっていたり。
不登校の初期は、
親も子も混乱したり、葛藤したり、
家の中はぐちゃぐちゃになっています。
親も子も混乱したり、葛藤したり、
家の中はぐちゃぐちゃになっています。
<早めに相談に行ってください>
こういう時、できるだけ早く、
親御さんが良い相談者に出会ってくださるよう
願わずにいられません。
親御さんが良い相談者に出会ってくださるよう
願わずにいられません。
近くの親の会、
教育相談、スクールカウンセラーなど、
ご相談に行かれることをお勧めします。
お近くでしたら、
個別にゆっくりお話しになりたいとき、
不登校引きこもり相談
「こころのそえぎ」(福本)に
お越しください。
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