こんにちは。
「こころのそえぎ」福本早穂です。
すっかりご無沙汰しております。
コロナ休校以来、不登校の子どもが増えている中、
ブログを見てくださっている皆さんは
いかがお過ごしでしょうか?
こころのそえぎのご相談も急増し、
しんどい親子さんたちに伴走させて頂いている毎日です。
<この時期の進路選択をどうするか?>
大学共通テストが終わり、
高校受験もシーズンに入って
周囲のざわめきが気になる季節ですが、
まだ進路先が決まっていない
不登校の子どもさんもいらっしゃると思います。
親御さんは、
このまま高校に行けないのではないかと
心配と焦りが出ているのではないでしょうか。
子ども自身も同年代の人たちが高校進学することは、
痛いほど感じていると思います。
去年まで、高校に行かないと言っていた子どもも、
今の時期ですと学校見学に誘ってみると
一緒に行けたりします。
<親が先に個別相談を>
子どもがまだあまり外に出たくない状態でしたら、
親御さんが先に個別に相談に行って、
今の子どもの過ごし方を先生に伝えて、
親御さんが不安に思っていること、
しんどい子どもへの対応や学力の補充など
どのようにされているか、
先生に聞いておいてください。
そして、
ここなら行けそうだなと思われたら、
子どもさんと一緒に見学されるといいでしょう。
できれば3つくらい候補があるといいですね。
その中でも
子どもさんに一番合うと思われる学校から
連れて行ってあげてください。
拙著「不登校からの進路選択~自分の歩幅で社会とつながる」には、
子どもの回復段階によって
学校選びのポイントを詳しく説明しています。
入学してから継続していくための工夫についても
書いていますので、
参考にしていただければと思います。
ただ、本にも書いていますが、
もう一年、子どもの気持ちが外へ動き出すのを待ってから
進路選択をする、という選択肢も
あっていいと思います。
焦って入学を決めても、
エネルギーが溜まっていないと
動けなくなってしまうことも多いのです。
いずれにしろ、
まずは進路について親子で話しあえるような
関係作りが大切ですね。
普段の雑談を大事に思い、
子どもが話して来たら、
否定しないで聴いてあげてください。
何でも話せる親子関係づくりに
「不登校でも子は育つ」もご参考にして頂けると思います。
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