こころのそえぎ(福本早穂)です。
「不登校心理学講座」が2週続き、
個人面接の申し込みが増えて、
しばらく、ブログ更新できませんでした。
その間にも、
最近の痛ましい事件の報道をみて、
不安に駆られた親御さんの問合せなどあり、
気持ちがわかるだけに、
対応する時間も必要だったり。
それでなくても、
子どもが不登校になると、
しばらく家族とも口をきかなくなったり、
外に出なくなったりして、
ずっとこの状態が続いたら、
どうしよう、
と不安になることはよくあることですね。
(でも、H30年 内閣府による
ひきこもり対象の
「生活状況に関する調査」
を見ると、
小中高の不登校から
長期のひきこもりになった人は、
ごく少数です。)
<子どもを追い詰めてはいけない>
子ども自身も頭では、行きたい
行かなくてはと思っているのに
身体がいうことをきかない。
思うように動けなくなっている。
そこへ、
親から、原因追及されて、
叱責されたり、
無理矢理行かせようとされると、
行き場がなくなり、
追いつめられてしまいます。
学校に行けなくなるほど
しんどい子どもに対しては、
そのきょうだいや親の経験から
判断したり、
対応すると
まちがった方向に行ってしまいます。
過去にも、
このような不幸な事件のニュースは見ましたが、
親御さんが支援につながって
いらっしゃらないことが
しばしば伺えます。
だれにも言えず、
家のなかで抱え込むと、
家族関係が崩壊し、
原因とされる子どもに
家族のネガティブな意識が集中します。
子どもは、
外部からも
家の中でも
まったく孤立してしまいます。
なので、
一人でも良いから、
だれか支援につながってくれたら
と願わずにいられません。
でも、不適切なアドバイスをされて、
かえって親子関係が
険悪になることもあります。
<よい支援につながること>
まずは、親子の関係がよくなることが目安になります。
普段の会話がスムーズに行われているかどうか。
反目しあっていては、
建設的な話し合いはできません。
冷え切った親子関係
滅多に会話もない日々
なのに、口を開けば
「学校は(仕事は)どうするんだ?」
と、本人が一番つらいことを
突き付けられるのでは、
元気になりようがありません。
どうか、
ご自分に合った相談機関、
支援者につながってください。
できれば複数つながっているといいですね。
その選択肢に
不登校ひきこもり相談室
「こころのそえぎ」福本
も、加えてください。
16年間
不登校の子をもつ親御さんに
関わってきた経験と
専門的な知見から
ご相談に対応しています。
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6月22日(土)の不登校相談会、
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<参考図書>
安心して子どもを見守るために、お読みください。
不登校でも子は育つ ~母親たち10年の証明~
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