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2020/03/31

不登校の親にセラピーが必要なとき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



新型コロナウィルスの感染が
まだまだ拡大しており、
一層の自粛を求められています。



世界の時が止まってしまったような
空気感がありますが、
4月の入学、進学の時期を前に
なにかと
落ち着かないご家庭も
多いと思います。










<セラピーを受けて、
どう変わるか?>
これまでに不登校相談に来られた
親御さんのなかで、
セラピーを受けて、
子どもへの対応が変わった方が
たくさんいらっしゃいます。



今日は、
そんな親御さんの一人、
A子さんの話をします。



A子さんの子どもは、
中学受験をして
進学校に入ったのですが、

元来まじめで
手を抜けない性格で、

ハードな部活と課題の多さで
次第に学校ヘ
行けなくなってしまいました。



A子さんは、
子どもへの対応に悩んだり、
子育てを振り返ったりするうちに、

自分の中学時代を
思い出す事が多くなりました。





そうして思い起こしていくと、
悲しみや怒りの感情を
持っていることに気づいていきました。




セラピスト(福本)は、
A子さんの感じている
感情とともに
身体の感覚に
注意を向けてもらうと、

過去の親に対する
ネガティブな思いが
湧いてきました。




A子さんは、
親に対する感謝や
尊敬の念を持っている方なので、

日常では、
親に対してネガティブな感情を
抱いてはいけないと
抑圧してしまっています。



でも、子どもの不登校にかぎらず、
職場などで
大きなストレスがかかると、

辛い気持ち、悲しみ、怒り
など

ネガティブな感情に
取り込まれてしまい、
なにも手につかなくなるのでした。



<セラピーをするとどうなる?>
セラピーでは、
思考の部分で抑圧している
蓋を外し、

子どものころに感じていた
満たされない気持ち、

そのころ言いたくても
言葉にできなかった思いを、

当時に戻った状態で
親に伝えることができました。




セラピーの中で親からは、
知らなかった。

親としてしてはいけないことを
してたんだね。

悪かった。

と謝罪の言葉が返ってきました。




セラピーを終えて、
A子さんの心は安定し、
体の中に温かさを感じて
スッキリしました。




<現実に戻って>
その後、A子さんは
実家に行ったおりに、
セラピーの中で親に言った思いを
両親を前にして伝えました。



セラピーの通りではなかったけれど、
それから両親のA子さんに対する態度が、
柔らかくなったそうです。



A子さん自身の親に対する気持ちも
以前より親しみを感じるようになり、
やさしい気持ちで
接することができました。



そんなA子さんの変化を
子どもも感じたのか、

暗い表情で
会話も途絶えていたのですが、

一緒に笑えるようになりました。

とメールで
知らせてくださいました。




子どもの不登校がきっかけで、

自分の心のクセ、
思考パターン
人間関係の持ち方

などに気づき、
セラピーを受ける方が増えています。



不登校は、
親の人生を変えるだけの
大きなできごとになり得ます。



ご自身の人生を建設的な
改善する方向へと
変えていくために、

セラピーを活用して行って
いただきたいと思っています。



お申込みは、HPから。




*現在、こころのそえぎでは
以下のことに留意して、
個人カウンセリング
(およびセラピー)を
受け付けています。


来られた方全員に
手洗いとうがいのお願い。

部屋の換気

ドアノブなどの消毒



発熱、だるさ、のどの痛みなど
症状のある方は、

申しわけありませんが、
面接をお断りしています。

☆LINEなどの電話相談はできます。


<関連動画>
ゲシュタルトセラピーについて
語っています。


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