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2018/12/26

不登校の子どもにとって、お正月はつらい?

こんにちは。
こころのそえぎ(福本)です。




子どもたちにとって、
お正月は楽しいイベントが
盛りだくさんの期待に満ちた日です。


でも、不登校の子どもたちにとっては、
普段よりつらい時期なんです。



お正月には、両親の実家に遊びに行き、
新類縁者が集まることが
恒例になっている
ご家族も多いと思います。




学校に行っている従兄弟や、
自分が学校に行っていると
信じて疑わず
学校生活のいろいろを
尋ねる祖父母に会うのは、
とても気鬱です。


「学校のことを聞かれたら、
 なんて言おうか?」


考えるだけで
行くのをためらうことでしょう。







2018/12/20

不登校の子どもが医療にかかるとき~その2

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




前回、不登校の子どもが医療機関にかかるときに
不登校に理解ある医師を選ぶことが大事と
と言いましたが、




前回の記事
「不登校の子どもが医療にかかるとき」






もう少し踏み込んでこのテーマを書いてみたいと思います。



頭痛、腹痛、など
強く身体症状が出ていると、
子ども本人もつらいので、
小児科や内科に行って診ていただくことがあります。





でも、検査して異常がみられないと、
「学校に行けないこと」を「治療」しようと
考える医師もいます。
抗不安薬を処方されたり、
昼夜逆転を直すための薬を出されたり、





でも、それで学校に行けるようになったという
例は、聞いたことがありません。
子どもは、頭がぼーっとするのがいやだったりするので、
すぐに飲まなくなってしまった
と聞くことが多いです。





親も、子どもの様子をみていると、
なんだかすごくだるそうにしていて、
服薬で学校に行けるとは、
到底思えないので、
その病院へは行かなくなります。





そして、病院を変えてみたら、
小児科や内科でも、ピンと来て
「学校たのしい?」
などと子どもに訊いてくれる医師もいます。








2018/12/11

不登校の子どもが医療(病院)にかかるとき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、不登校の子どもと医療の関係について
考えてみたいと思います。



学校を休むときって、
なんらかの身体症状が出ていますネ。




頭痛、腹痛、
吐き気、めまい 発熱
など、
さまざまな症状がでてきます。




そこで、具合の悪いとき
いつも診てもらう
小児科医にかかることが多いです。




その先生が、
不登校の状態に理解があるかどうかは、
その後の子どもの回復過程に
大きく影響しています。




調べても悪いところはないので、

「ちょっとお母ちゃんに
    甘えてんのとちがうか?」

って言われることもあります。




それを聞くと、
親は、自分が甘いのではないか、
だから子どもになまけ心が
出ているのかもしれない
なんて思って、


なんとか行かせなければと
がんばってしまいます。




朝、起きた時は
本当にしんどそうなので、
欠席の連絡をいれます。



でも、
2~3時間すると、
症状は消えてスマホをいじったり、
ゲームをしているのを見ると、


あれは仮病だったの?
と疑心暗鬼にかられるのも
無理ないと思います。







2018/12/07

不登校からの進路選択~まだ進路が決まらない~

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




中3のこの時期になって、
まだ動き出せない子どもさんもいます。



<納得するまで決められない>
親としては不安になったり焦ったりしますが、
全日制高校にこだわらなければ
3月末まで、なかには4月はじめ頃でも
受け付けている通信制高校もあります。




不登校の子どもの状態を理解して
かかわってくれる先生がいて、


学び方や通学日数など
自分に合う学校を見つけると、


大きく伸びていく
子どもさんが多いのです。




十分納得するまで、
締め切りぎりぎりまで、
決められない子どももいます。




親御さんが受験しそうにないと
あきらめていた子どもが、


試験の前の夜に、


「鉛筆と消しゴムある?」


と聞いてきて、


毎日昼夜逆転の生活だったのに、
翌朝早く起きて試験会場に行った
ということもあります。




2018/12/02

12/1 不登校相談会<そえぎ>吹田、終了しました。

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



不登校相談会、終了しました!


今回は、4人のお母さんがご参加くださいました。


うち、2人は子どもさんが不登校になってまだまもないので、
親子の会話も途絶えている状態。親もつらい時期です。






病院やスクールカウンセラーなど、相談に行かれてはいますが、
母親ならではの苦しさは、どこにも話す機会がありません。


ご飯のこと、
子どものつぶやき
家族の反応



など



日常のささいな悩みまでゆっくり話せて、
帰るころには、「スッキリしました」と笑顔も出たので、
来ていただけてよかったです!




来年1月は未定ですが、年内に開催日をお知らせできると思います。
どうぞ、お子さんともども、よいお年をお迎えください。



2018/11/30

中学高校の不登校からの進路選択

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、引き続き進路の問題を取り上げたいと思います。





中3になると進路選択の時期がやってきます。



このとき、不登校の回復段階によって
選択の基準がちがってくると思います。



回復段階の詳細はこちら
 不登校の回復段階を知ってください








2018/11/24

「不登校のとき、勉強しましたか?」

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




中学3年の今の時期ですと、
高校進学の志望校を
学校に提出する時期ですね。




不登校の子ども場合、
学校に行っている子どもと
同じペースで進路を決められない
場合が多いです。




「まだ決められないけれど、
全日制A高校と通信制B高校には
親だけ見学に行きました。

B高校では、3月末まで待ってくれるそうです。
親としては、
何月ごろ決めたいと思いますが、
子どもの状態を見ているところです。」


など、



今の子どもの状態と
親の考えや、行動しているところを
学校に伝えて、
待ってもらうように
お願いしてみてください。



進路に関する記事
不登校の子どもがまだ進路決定できないとき




進路決定の時期は、
ずっと学校に行ってない
子どもにとって、
不安、心配、焦りが出てきて、
さまざまに揺れる時期でもあります。



長年勉強から離れているという事もあり、
進学にあたって学力の不安もあるでしょう。




しかし、中学時代
不登校を経験した若者に


「不登校のとき、
勉強していましたか?」


と尋ねると、


ほとんどの方は、
「まったくしていませんでした。」
と答えています。






2018/11/20

不登校の子どもがまだ進路決定できないとき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



中3の2学期末の三者懇談では、
最終的な進路決定を迫られる時期です。



まったく学校に行けていない
子どもにとって、
懇談のために教室に入る
ということもつらい場合があります。



高校入学に向けて
今から少しずつでも出席できるように、
と思われる親御さんや
先生がいらっしゃいますが、



今無理に登校を促して
エネルギーを消耗するより、

高校入学までに
エネルギーを充電しつつ
通信制単位制、定時制も含めた

高校の進路を伝えていく方が
いいのではないかと思います。







2018/11/15

学校に行けなくなると、熱血先生がしんどくなることも

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




不登校の渦中の親御さんは、
直接先生に言えないけれど、



熱心にかかわろうとしてくれる先生が、
子どもと親にとって
つらい存在になることがあります。






教員の評価制度が
どのような基準なのか知りませんが、
能力や意欲、態度などが
評価の基準になっているとしたら、



不登校の子どもが学校に行けるようになると、
高い評価がつく
ということでしょうか?






学校に行けるようになるまでに、
それまでの回復段階があります。
「不登校の回復段階を知ってください」




ちょうど始動期に入って、
子どもが外に動き出す時期ですと、
担任のかかわり方や
クラスの友だち関係によって
行けるようになる場合があります。



なので、
その時期に担任になり、
評価が高くなるのであれば、
それまで良いかかわりをしてくれていた
先生の評価は
どうなるのだろうと、
気になるところです。






2018/11/08

子どもの不登校を知られたくないとき 人ってそんなに強くない

 こんにちは。
「こころのそえぎ」(福本早穂)です。




子どもが不登校になると、
世間がせまくなります。



元気だったころの子どもを知っていて、
今の子どもの状態を知らない人には、
なるべく会いたくなくなります。




こればかりは、
出産と同じで、
どう説明しても
実際に経験してみないと
分からないことが多いから。




それでも、
他のことで並大抵でない苦労している人は、
不登校の経験はなくても、
その痛みは理解してくれますね。




母親自身が自分の子育てに自信を失くしたり、
子どもを批判的にみていて、
人に知られたくない
ということもあります。





2018/11/04

不登校心理学講座を終えて

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



一昨年から再開した
「不登校心理学講座」では、
日頃、感じていることや自分の考えを
心理学の視点からみると、
そういうことなのか!
と気づいたり、納得することが
多いと思います。



この講座では、
図で視覚化できるので、
今の自分が客観的に見えると、
子どもの姿も
違ってみえることがあります。




2018/11/01

がんばってたんだね、不登校になるまで

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今年度も春と秋に開催している
「不登校心理学講座」では、
ご参加された親御さんの
自己理解と自己肯定を
めざしています。




2018/10/28

10/28不登校心理学講座「親子のコミュニケーションのために」IN京都、終了

こんにちは。
「こころのそえぎ」(福本早穂)です。



今日は、「不登校心理学講座/京都」に
5名のお母さんたちが参加してくださいました。




2018/10/26

不登校だと社会でちゃんとやっていけない?

こんにちは!
こころのそえぎ(福本早穂)です。




「学校もまともに行けないようでは、
 厳しい社会で
 一人前に生きていけない
 のではないか?」




不登校の子どもの親であれば、
一度はこんな心配をしたことが
あるはずです。


会社や組織の中で、
日々苦労して仕事している
親にとっては、当然の思い
だと思います。





2018/10/21

不登校安定期の母親のつらさ

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



子どもがある日急に
学校へ行けなくなったときの
衝撃は、
忘れられないものです。


その日から
親子の葛藤があり、
母親と周囲の大人との軋轢があり、
不安や焦り
など
心の葛藤を経た末に、


「学校へ行くこと」以外は、
普通に暮らしている
という状態を「安定期」と呼んでいます。


 「安定期」については、こちらを読んでください。
「不登校の回復段階を知ってください。」





2018/10/18

不登校の子どもに寄り添うということ 親の適切な対応とは

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


「不登校の子どもに寄り添って支援する」

「子どもの心に寄り添っていく」



などと言われますが、



一口に「寄り添う」「寄り添って」と
言われても、
どうしたらいいのかわからない


というのが、
実情ではないでしょうか?


どうしたら、
寄り添うことになるのかを
考えるために


ぎゃくに
寄り添っていない対応
考えてみたいと思います。




2018/10/13

低学年の不登校の要因と接し方

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


急に秋風がすずしく感じられる
今日この頃です。


今日は、小学校低学年の不登校について
書いてみようと思います。



私が代表を務めている
「親子支援ネットワーク♪あんだんて♪」
の親の会では、
小学校3年生くらいまでの
不登校のご相談は
滅多にありませんが、
電話がかかってくることはあります。


子どもさんが小さいので、
家に置いて
外に出にくいということもあるでしょうし、
子どもさんを一緒に連れて来るとなると、
親同士の話を聞かせてよいものかどうか
という心配もあります。
さらに
下に小さい弟妹がいると、
ますます出にくくなると思います。



2018/10/09

不登校の親子のコミュニケーションのために(秋の1日「不登校心理学講座」のご案内)

こんにちは。
「こころのそえぎ」(福本早穂)です。

今から20年前、私は、
わが子の不登校をきっかけに
心理学を学び始めました。 


子どもが不登校になったことで、
自分の子育てに自信をなくしたり、
今後どのように子どもにかかわっていけばいいか
迷いがあったとき、
心理学は、その指針になりました。


もちろん、
反省することも多いにありましたが、
自分の子育てが
それほどまちがっていたわけではない、
ということにも
気づかされました。


自分自身を客観的に見られるようになり、
子どもとの距離感が
ほどよくなって行った感じがします。
子どもだけでなく、
人の気持ちがそれまでより
分かるようになり、
人の悲喜こもごもに
深い共感を覚えるようになりました。


そんな経験から
心理学の理論を知っていたら、
今、不登校の子どもをもつ親御さんにも、
子どもとの親密な関係づくりに
役立つのではないかと思い、
数年前から始めたのが、この講座です。



不登校の親子のコミュニケーションのために
秋の1日「不登校心理学講座」(保護者対象)



2018/10/07

不登校ひきこもりのお母さんが元気になる3要件

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


先日、M市の不登校ひきこもりの親の会
からお呼びいただいて、
講演をさせていただきました。


その中で
不登校から長期のひきこもりになるケース
について、
コメントを求められました。


私が代表をしている
親子支援ネットワーク♪あんだんて♪では、
継続して参加してくださる方については、
長期にひきこもっているケースはありませんが、


これまでに
私が見聞きした例ですと、

不登校になり始めた初期には
親子のバトルは、
ほとんどの場合ありますが、


それがいつまでたっても解消されないで、
親御さんが子どもの状態を理解できず、
受け入れられない状態が長期にわたる。

そういうとき、
子どもが親の対応によって
さらに二次的に傷つきを
深めてしまうことがあります。


学校を休んでいても、
親の前にいると、
常に責められる危険性があると、
自室に引きこもって出てこなくなります。




2018/10/04

不登校のとき支えられた経験が活きる

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今日は、中学時代の不登校を経て
対人援助職についたYさんの話をします。


Yさんは、県内でも有数の中高一貫の進学校に中学受験し、
入学しました。


小学校や塾でも、その地域では、
だれもが知っている有名校でしたので、
Yさんの両親はもちろん、
祖父母もたいへん喜んでくれました。



塾での受験勉強は、たいへんでしたが、
Yさんは自分の成績が徐々に上がっていくのが
スポーツの記録を伸ばしていく感じがして
おもしろく感じていました。


そして、あの中学にさえ入れば、
今ほど勉強に追い立てられることなく、
毎日をたのしく過ごせるのだと
なんとなく夢見ていました。



でも、入ってみると
たちまちその予想は裏切られました。





2018/09/30

不登校の子どもとLINEいじめ

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。

今日は、不登校初期のLINEの問題を
取り上げてみたいと思います。

学校に行かなくなると、
当たり前のことですが、
毎日会っていたクラスの友だちや
部活の友だちとは、
会えなくなります。



2018/09/23

不登校の子どもと配布物(プリント類)

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今日は、学校でしょっちゅう出される
配布物、プリント類について
取り上げてみたいと思います。

子どもが学校に行かなくなると、
ときどき、配布物を先生が届けてくださる
ことがあります。



2018/09/17

不登校の子どもと試験・その2

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。

前回、私の受験の経験から
「不登校の子どもと試験」について
書いています。

引き続き、不登校の子どもと試験に関連した話題を
書いてみたいと思います。

学校に行けなくなると、
たちまち授業についていけなくなったり、
課題が提出できなかったりして、
目に見えて、学力の遅れがわかるので、
本人も親も
どうしようもなく不安で、
焦燥感にかられると思います。



2018/09/11

不登校の子どもと試験

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。

9月9日は、公認心理師の資格試験があり、
しばらく受験勉強にかかっていました。

「公認心理師」というのは、
日本で初めて国家資格になった
心理職の名称なのです。

臨床心理士は一般に知られていますが、
これは国家資格ではないんです。

そういうわけで、
大学教授も超ベテランカウンセラーも
全国各地でみんな受験されていると思います。

北海道が受験地の方は、
先日の地震の影響で、中止になったと聞きました。

この日のために勉強してこられたでしょうに、
本当にお気の毒に思います。
一日もはやい復旧をお祈り申し上げます。



2018/09/01

夏休み明けの不登校

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今年は、
猛暑と台風の夏休みでしたが、
楽しい思い出もあったでしょうか?

1学期に行き渋ったり、
学期の最後には行けなくなっていた
という子どもさんは、
夏休み明けが、とても気うつだと思います。



2018/08/23

子どもが学校に行けなくなった時、親は・・・。

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


子どもが学校に行けなくなると、
母親は、心配するのは当然のことですが、
たいていはショックを受けて、
「まさかうちの子が」
という不安で
押しつぶされそうになります。

たとえば、小学校低学年のときに、
原因不明の頭痛で学校を休みがちだった。

新学期の始まるころには、
毎年行き渋りがあり、
だんだんと調子が上がって行けるようになっていた。

などの子どもの行動パターンを
経験していると、
不登校を受け入れるのに
抵抗感は少し軽くなります。

でも、
いつもの感じとちがう、
休みが長引いている、など
不安になる要素はいっぱいあります。


2018/08/15

学校がつらくなった子どもたちへ――「大丈夫!一人じゃないよ。」

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今は、学校が休みだけど、
1学期の初めから、
あるいは途中から
しんどくて行けなくなった人も多いでしょう。


頭が痛くて朝起きられなかったり、
おなかが痛くなってトイレから出られなくなったり、
吐き気がしたり、


学校に行きたいと思うのに、
ある日、身体が動かなくなってしまった
という人がほとんどではないでしょうか?

みんな行ってる学校に行けないなんて、
自分はダメな奴だと
思っていないでしょうか?


これから自分はどうなってしまうんだろう?
と言いようのない不安に駆られることもあると思います。

こんな自分でも
親は受け入れてくれるだろうか?
このまま家に居られるんだろうか?


何か言いたそうな目で
いつも見られているのも、
いらいらして落ち着かないことでしょう。


もしかして、
こんなことになってるのは、
自分だけだと思ってませんか?



2018/08/07

不登校の子はお盆休みがつらい。・・・L子さんの場合

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


夏季休暇の間、お盆に
遠く離れた実家に家族連れで行く方も
いらっしゃると思います。

中学3年のL子さんも、
毎年家族みんなで父方の祖父母の家に
行くのが恒例でした。

叔父や叔母も家族連れで行くので、
いとこも多く、
小さい頃は、子ども同士で遊ぶのを
楽しみにしていました。



2018/08/03

「学校復帰のみ」にこだわらない新しい不登校対応

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。
今日は珍しく、ちょっと硬い話です。
これを見ると、
不登校を「問題行動」とみなさない。
支援においては、「学校復帰のみ」を目指さない
ことが明記されています。

福本が代表を務める
不登校ひきこもり支援ボランティア団体 
「親子支援ネットワーク♪あんだんて♪」
では、設立当初から
この姿勢で活動をつづけてきました。



2018/07/27

不登校の子どもと散髪

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。

不登校になると
子どもが散髪に行かなくなる
という話は、めずらしくありません。

今日は、中3の息子J君の散髪について
母親のK子さんからお聴きした話です。



2018/07/19

不登校の子も、もうすぐ夏休み

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今年の猛暑にめげず、
学校に行くこどもたちも先生方も、
夏休みが待ち遠しいことと思います。
不登校の子どもたちにとっても、
親にとっても、
みんなが休んでいるこの期間は、
学校の存在を決して忘れてはいないけれど、
毎日のプレッシャーから解放され、
ストレスの少ない季節です。




2018/07/15

部活と不登校(H君の場合)続々

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


前回までの話


中学時代、サッカー部で活躍していたH君は
サッカーの強い公立高校に憧れ、
がんばって入学することができました。

入学後、
部活と勉強を両立しようと
がんばっていたH君でしたが、
とうとう不登校になってしまいます。



2018/07/13

部活と不登校(H君の場合)つづき

こんにちは!
こころのそえぎ(福本早穂)です。




H君が入学した
サッカーの強い公立高校は、
進学に力を入れている公立高校でした。


部活も勉強も両立させようと
必死にがんばっていたH君でしたが、
だんだん身体が思うように動かなくなり、
ある朝とうとう
「ぼく、もう学校に行けない」
と泣きながら言いました。



2018/07/11

部活と不登校(H君の場合)・・・勉強と部活の両立に疲れ果てて

こんにちは!
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、勉強も部活もがんばっていたけれど、
不登校になってしまったH君の話をします。


H君は、小学校のときからサッカーチームに入り、
主力メンバーとして、
チームのメンバーから頼りにされていました。


2018/07/06

不登校の子どもへの祖父母のかかわり3・・・WさんとY子さんのその後

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



WさんとY子さんは、
中学を不登校だったとき、
フリースクールで出会い仲良しになりました。

Wさんの祖父母は、
不登校のWさんを受け入れてくれましたが、

Y子さんの父とその祖父母は厳しい態度で
Y子さんの苦しさを理解してくれませんでした。


高校の進路選択で、
ちがう道を歩みはじめたふたりでしたが、・・・



2018/06/30

不登校の子どもへの祖父母のかかわり2・・・つづき

こんにちは!
こころのそえぎ(福本早穂)です。


Wさんは、フリースクールで出会った
同年代のY子さんと友だちになり、
二人は好きなアイドルのLIVEに一緒にいくほど
仲良くなりました。


そんな二人も中3になって、
進路選択の時期がやってきました。


Y子さんは、厳しいお父さんの意向で
全日制高校に決まり、
Wさんは、
お母さんと見学に行った
通信制単位制高校に決めました。

その後別々の道を行った二人は、
どうなったでしょう?

2018/06/27

不登校の子どもへの祖父母のかかわり

こんにちは!
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今日は、Y子さんとWさんという
同時期に不登校だった
二人の家族関係、
とくに祖父母のかかわりからみた
二人の成長過程を
取り上げたいと思います。



2018/06/23

父親にとっての不登校(Tさんの場合)

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、不登校の子どもに対する
Tさんというお父さんのかかわりについて
お話したいと思います。

Tさんは、地方都市の中小企業の会社員。

最近、小学校4年のF君が、
家を出たけれど、
学校に行っていないことがわかりました。



2018/06/16

カタツムリのように

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今日は、不登校になった
中1のE美ちゃんのお母さん
S子さんからお聴きした話をします。




2018/06/13

中学校不登校から定時制高校へ(D君つづき)

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



中学に入学後まもなく
先生からクラス委員に指名された
D君は、
クラスをうまくまとめるよう言われる先生と
協力的でないクラスメイトたちの
板挟みになり、だんだん
学校に行きづらくなっていき、
とうとう完全不登校に。


そんなD君のその後です。



2018/06/07

不登校からの高校進学・・・定時制高校(D君の場合)

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今回は、中学時代に不登校だった
D君が、学校以外のさまざまな経験をして
定時制高校を進路選択した話を
したいと思います。



2018/05/31

2回目の不登校(C子さんの場合)・・・高校でのつまずき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。

今日は、高卒資格認定(高認)を
取得したC子さんの話をします。



2018/05/26

2回目の不登校(B子さんの場合)・・・高校入学後のつまずき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今日は、通信制単位制高校2年生
のB子さんの話をします。



2018/05/08

不登校回復段階「安定期」その4~人とのかかわりを広げる

こんにちは!
こころのそえぎ(福本早穂)です。



子どもの不登校は、
親兄弟、同居の祖父母まで
家じゅうが揺さぶられる大事件ですね。



そんな「葛藤期」を経て
「安定期」に入り、
子どもが家にいることが
常態化してくる時期、
約半年~1年くらい経ってから、
家族以外の人と関わる機会
を持つとよいと思います。

2018/05/04

行きたいのに行けないー高校入学後の連休明け

こんにちは
こころのそえぎ(福本早穂)です。



4月から新学年、進学をきっかけに、
気持を奮い立たせて
学校へ行きだした子どもさんが
多いのではないでしょうか?


新しい環境が自分に合って
そのまま軌道に乗るか、

合わなくてしんどくなってしまうか、

1か月経った今は、
ちょうど分かれてくる時期ですね。

毎日行っていても、
親としては、
いつしんどくなって
行けなくなるのかしらと、

内心はらはらしながらも
口には出さず、
見守っているのではないでしょうか?




2018/04/30

不登校の回復段階「安定期」その3~生活習慣の崩れ

こんにちは
こころのそえぎ(福本早穂)です。



完全不登校になった当初は、
子どもは心身が葛藤状態にあり、
みんなが行っている学校に
行っていない罪悪感や
自分を責める気持ち
があります。


ご飯を食べなくなった

眠れない
逆に
ずっと眠り続ける
起き上がれない

なんでもない言葉に
反応して怒る
家族に八つ当たりする


など
生活すること自体が
困難なほど
エネルギーが消滅したり、
不安定になります。


そこから徐々に
回復していく過程で次のような
様態が出てくることがあります。

【前回記事】「安定期その2-昼夜逆転」


2018/04/23

不登校の回復段階「安定期」その2~昼夜逆転

こんにちは
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今日は、安定期の三大特徴のひとつ
「昼夜逆転」について
書いていきます。


(ただし、思春期の子どもの場合です。
小学校低学年~中学年までは、
当てはまらないことが多いです。)


*「不登校の回復段階」については
こちらをお読みください。
【前回記事】不登校の回復段階「安定期」その1~昼夜逆転



2018/04/12

不登校の回復段階「安定期」その1~ゲーム・ネット

こんにちは、
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、不登校回復段階の
「安定期」について
書いていきたいと思います。


【前回記事】
 不登校の回復段階を知ってください(渋滞期~葛藤期)


2018/04/09

不登校の回復段階を知ってください。「渋滞期~葛藤期」

こんにちは、
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、不登校になった子どもが
どのようなプロセスを経て、
エネルギーを充電し、
自ら動いていけるようになるか。


15年間さまざまなご相談を受けて
見えてきた
その回復のプロセスを
お伝えしたいと思います。



2018/04/07

不登校の子どもは、春に動き出すとは限らない。

こんにちは、
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今日は、中2の不登校の男の子
Y君のお母さんである
I子さんの話をしたいと思います。


2018/04/05

不登校ブログ始めました。

初めまして!
こころのそえぎ(福本早穂)です。



私は、8人の母親仲間と京都山科で
不登校支援ボランティア団体
「親子支援ネットワーク♪あんだんて♪」
を立ち上げて15年になります。



その間、
多くの保護者の方や不登校を経験した
若者たちにお会いしてきました。
(相談記録件数
2017年12月現在約3300件)