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2019/02/07

再登校(高校入学後)への不安

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



中3になって不登校から
高校進学へ踏み出していき、
そろそろ進路が
決まっていく時期ですね。



現在まで、
まったく学校に足が向いていない
子どももいれば、
ときどき登校できて、
試験も受けられる状態の
子もいるでしょう。





これまでの経験から言えることは、
登校する回数よりも、
どのくらいエネルギーが
充電できているかが、
進学後の生活に影響してきます。



家が居場所になっていて、
親子のコミュニケーションが
ある程度できている。
(不登校への親の許容量と
    関係しています。)


好きなことやりたいことを
楽しめている。


行きたいところ、
会いたい人があれば
朝早い時間でも起きて行ける。


学校の試験、行事、部活など
自分から行こうと思うと行ける。

などなど・・・



以上を
すべてできないといけない、
というわけではなくて
元気回復の目安に
して頂けると思います。






2019/02/01

インフルは治ったけど不登校に

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



ここ数日、
しばらくインフルエンザで
寝込んでいました。




今年のインフルは
高熱は出ないようですが、
頭痛がひどくてつらかったです。




読んでくださってるあなたは、
大丈夫ですか?




今年は、(今年も?)インフルは猛威をふるい、
あちこちで学級閉鎖の報せを聞きました。




インフルエンザで出席停止になり、
数日間休んだあと、
学校に行けなくなった
という話は、いくつか耳にしたことがあります。




そういう話しを聞いたとき、
どう思われますか?



それまで、元気に通っていた
(ように見える)
子どもが、インフルエンザの罹患をきっかけに
ずっと休みが続いて、
なかなか登校できないでいる。
となると、

「もしかしたら、
 休み癖がついてしまった?」

と思われるかもしれません。






2019/01/21

【動画】不登校は初期対応が大事!

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今回は、不登校の初期対応によって、
後の回復が大きく違ってくる
ということを動画にしました。
内容
①不登校の回復段階(5段階)
②初期(渋滞期 葛藤期)の対応によって、
後の回復が大きく違う。
③初期の親の対応の違いによって、回復の早さもちがう。
④適切な相談先を早く見つけること

初期対応の重要性を
知って頂きたいと思います。







前回の動画
不登校の回復のプロセスと対応方法
も合わせてご覧ください。
不登校の回復段階である
渋滞期 葛藤期 安定期 始動期 活動期
の各段階の特徴と注意するべき対応を示しています。





動画の中で最後に紹介したリンクです。

不登校相談室<こころのそえぎ>




親子支援ネットワーク♪あんだんて♪




不登校でも子は育つ ~母親たち10年の証明~




2019/01/11

冬休み明けからの不登校

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




年末年始、いかがお過ごしでしたか?
年末に書きましたが、
いつもよりつらい時期だった子どもたちも
多いのではないでしょうか?




前回の記事
「不登校の子どもにとってお正月はつらい?」





中には、3学期が始まってから、
行けなくなってしまった
子もいると思います。



とくに中3のこれから高校入試が始まるころに
行けなくなってしまうと、
ほんとうにかわいそうです。



親も先生も、
なんでこんな時期に?


もうちょっとで卒業なんだから
なんとか頑張れないのか?


と、ほかの時期よりも一層
プレッシャーを与えてしまいます。




そう思うのも無理ないとは思いますが、
子どもも時期を選んで
不登校になっているわけではないのです。






2019/01/05

【動画】不登校の回復のプロセスと対応方法

こんにちは。
こころのそえぎ(福本)です。



今回は、過去に何度か投稿した
不登校の回復段階についての記事を
まとめて視聴できるように
一本の動画にしてみました。

渋滞期 葛藤期 安定期 始動期 活動期
の各段階の特徴と注意するべき対応を示しています。

記事はこちら


少し長いのですが、お時間のある方は
ぜひご覧いただきたいと思います。
よろしくお願いします。







各段階での初期対応の
方法についての動画もございます。


あわせてご覧ください。

2018/12/26

不登校の子どもにとって、お正月はつらい?

こんにちは。
こころのそえぎ(福本)です。




子どもたちにとって、
お正月は楽しいイベントが
盛りだくさんの期待に満ちた日です。


でも、不登校の子どもたちにとっては、
普段よりつらい時期なんです。



お正月には、両親の実家に遊びに行き、
新類縁者が集まることが
恒例になっている
ご家族も多いと思います。




学校に行っている従兄弟や、
自分が学校に行っていると
信じて疑わず
学校生活のいろいろを
尋ねる祖父母に会うのは、
とても気鬱です。


「学校のことを聞かれたら、
 なんて言おうか?」


考えるだけで
行くのをためらうことでしょう。







2018/12/20

不登校の子どもが医療にかかるとき~その2

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




前回、不登校の子どもが医療機関にかかるときに
不登校に理解ある医師を選ぶことが大事と
と言いましたが、




前回の記事
「不登校の子どもが医療にかかるとき」






もう少し踏み込んでこのテーマを書いてみたいと思います。



頭痛、腹痛、など
強く身体症状が出ていると、
子ども本人もつらいので、
小児科や内科に行って診ていただくことがあります。





でも、検査して異常がみられないと、
「学校に行けないこと」を「治療」しようと
考える医師もいます。
抗不安薬を処方されたり、
昼夜逆転を直すための薬を出されたり、





でも、それで学校に行けるようになったという
例は、聞いたことがありません。
子どもは、頭がぼーっとするのがいやだったりするので、
すぐに飲まなくなってしまった
と聞くことが多いです。





親も、子どもの様子をみていると、
なんだかすごくだるそうにしていて、
服薬で学校に行けるとは、
到底思えないので、
その病院へは行かなくなります。





そして、病院を変えてみたら、
小児科や内科でも、ピンと来て
「学校たのしい?」
などと子どもに訊いてくれる医師もいます。








2018/12/11

不登校の子どもが医療(病院)にかかるとき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、不登校の子どもと医療の関係について
考えてみたいと思います。



学校を休むときって、
なんらかの身体症状が出ていますネ。




頭痛、腹痛、
吐き気、めまい 発熱
など、
さまざまな症状がでてきます。




そこで、具合の悪いとき
いつも診てもらう
小児科医にかかることが多いです。




その先生が、
不登校の状態に理解があるかどうかは、
その後の子どもの回復過程に
大きく影響しています。




調べても悪いところはないので、

「ちょっとお母ちゃんに
    甘えてんのとちがうか?」

って言われることもあります。




それを聞くと、
親は、自分が甘いのではないか、
だから子どもになまけ心が
出ているのかもしれない
なんて思って、


なんとか行かせなければと
がんばってしまいます。




朝、起きた時は
本当にしんどそうなので、
欠席の連絡をいれます。



でも、
2~3時間すると、
症状は消えてスマホをいじったり、
ゲームをしているのを見ると、


あれは仮病だったの?
と疑心暗鬼にかられるのも
無理ないと思います。







2018/12/07

不登校からの進路選択~まだ進路が決まらない~

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




中3のこの時期になって、
まだ動き出せない子どもさんもいます。



<納得するまで決められない>
親としては不安になったり焦ったりしますが、
全日制高校にこだわらなければ
3月末まで、なかには4月はじめ頃でも
受け付けている通信制高校もあります。




不登校の子どもの状態を理解して
かかわってくれる先生がいて、


学び方や通学日数など
自分に合う学校を見つけると、


大きく伸びていく
子どもさんが多いのです。




十分納得するまで、
締め切りぎりぎりまで、
決められない子どももいます。




親御さんが受験しそうにないと
あきらめていた子どもが、


試験の前の夜に、


「鉛筆と消しゴムある?」


と聞いてきて、


毎日昼夜逆転の生活だったのに、
翌朝早く起きて試験会場に行った
ということもあります。




2018/11/30

中学高校の不登校からの進路選択

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、引き続き進路の問題を取り上げたいと思います。





中3になると進路選択の時期がやってきます。



このとき、不登校の回復段階によって
選択の基準がちがってくると思います。



回復段階の詳細はこちら
 不登校の回復段階を知ってください








2018/11/24

「不登校のとき、勉強しましたか?」

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




中学3年の今の時期ですと、
高校進学の志望校を
学校に提出する時期ですね。




不登校の子ども場合、
学校に行っている子どもと
同じペースで進路を決められない
場合が多いです。




「まだ決められないけれど、
全日制A高校と通信制B高校には
親だけ見学に行きました。

B高校では、3月末まで待ってくれるそうです。
親としては、
何月ごろ決めたいと思いますが、
子どもの状態を見ているところです。」


など、



今の子どもの状態と
親の考えや、行動しているところを
学校に伝えて、
待ってもらうように
お願いしてみてください。



進路に関する記事
不登校の子どもがまだ進路決定できないとき




進路決定の時期は、
ずっと学校に行ってない
子どもにとって、
不安、心配、焦りが出てきて、
さまざまに揺れる時期でもあります。



長年勉強から離れているという事もあり、
進学にあたって学力の不安もあるでしょう。




しかし、中学時代
不登校を経験した若者に


「不登校のとき、
勉強していましたか?」


と尋ねると、


ほとんどの方は、
「まったくしていませんでした。」
と答えています。






2018/11/20

不登校の子どもがまだ進路決定できないとき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



中3の2学期末の三者懇談では、
最終的な進路決定を迫られる時期です。



まったく学校に行けていない
子どもにとって、
懇談のために教室に入る
ということもつらい場合があります。



高校入学に向けて
今から少しずつでも出席できるように、
と思われる親御さんや
先生がいらっしゃいますが、



今無理に登校を促して
エネルギーを消耗するより、

高校入学までに
エネルギーを充電しつつ
通信制単位制、定時制も含めた

高校の進路を伝えていく方が
いいのではないかと思います。







2018/11/15

学校に行けなくなると、熱血先生がしんどくなることも

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




不登校の渦中の親御さんは、
直接先生に言えないけれど、



熱心にかかわろうとしてくれる先生が、
子どもと親にとって
つらい存在になることがあります。






教員の評価制度が
どのような基準なのか知りませんが、
能力や意欲、態度などが
評価の基準になっているとしたら、



不登校の子どもが学校に行けるようになると、
高い評価がつく
ということでしょうか?






学校に行けるようになるまでに、
それまでの回復段階があります。
「不登校の回復段階を知ってください」




ちょうど始動期に入って、
子どもが外に動き出す時期ですと、
担任のかかわり方や
クラスの友だち関係によって
行けるようになる場合があります。



なので、
その時期に担任になり、
評価が高くなるのであれば、
それまで良いかかわりをしてくれていた
先生の評価は
どうなるのだろうと、
気になるところです。






2018/11/08

子どもの不登校を知られたくないとき 人ってそんなに強くない

 こんにちは。
「こころのそえぎ」(福本早穂)です。




子どもが不登校になると、
世間がせまくなります。



元気だったころの子どもを知っていて、
今の子どもの状態を知らない人には、
なるべく会いたくなくなります。




こればかりは、
出産と同じで、
どう説明しても
実際に経験してみないと
分からないことが多いから。




それでも、
他のことで並大抵でない苦労している人は、
不登校の経験はなくても、
その痛みは理解してくれますね。




母親自身が自分の子育てに自信を失くしたり、
子どもを批判的にみていて、
人に知られたくない
ということもあります。





2018/11/01

がんばってたんだね、不登校になるまで

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今年度も春と秋に開催している
「不登校心理学講座」では、
ご参加された親御さんの
自己理解と自己肯定を
めざしています。




2018/10/26

不登校だと社会でちゃんとやっていけない?

こんにちは!
こころのそえぎ(福本早穂)です。




「学校もまともに行けないようでは、
 厳しい社会で
 一人前に生きていけない
 のではないか?」




不登校の子どもの親であれば、
一度はこんな心配をしたことが
あるはずです。


会社や組織の中で、
日々苦労して仕事している
親にとっては、当然の思い
だと思います。





2018/10/21

不登校安定期の母親のつらさ

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



子どもがある日急に
学校へ行けなくなったときの
衝撃は、
忘れられないものです。


その日から
親子の葛藤があり、
母親と周囲の大人との軋轢があり、
不安や焦り
など
心の葛藤を経た末に、


「学校へ行くこと」以外は、
普通に暮らしている
という状態を「安定期」と呼んでいます。


 「安定期」については、こちらを読んでください。
「不登校の回復段階を知ってください。」





2018/10/18

不登校の子どもに寄り添うということ 親の適切な対応とは

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


「不登校の子どもに寄り添って支援する」

「子どもの心に寄り添っていく」



などと言われますが、



一口に「寄り添う」「寄り添って」と
言われても、
どうしたらいいのかわからない


というのが、
実情ではないでしょうか?


どうしたら、
寄り添うことになるのかを
考えるために


ぎゃくに
寄り添っていない対応
考えてみたいと思います。




2018/10/13

低学年の不登校の要因と接し方

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


急に秋風がすずしく感じられる
今日この頃です。


今日は、小学校低学年の不登校について
書いてみようと思います。



私が代表を務めている
「親子支援ネットワーク♪あんだんて♪」
の親の会では、
小学校3年生くらいまでの
不登校のご相談は
滅多にありませんが、
電話がかかってくることはあります。


子どもさんが小さいので、
家に置いて
外に出にくいということもあるでしょうし、
子どもさんを一緒に連れて来るとなると、
親同士の話を聞かせてよいものかどうか
という心配もあります。
さらに
下に小さい弟妹がいると、
ますます出にくくなると思います。



2018/10/07

不登校ひきこもりのお母さんが元気になる3要件

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


先日、M市の不登校ひきこもりの親の会
からお呼びいただいて、
講演をさせていただきました。


その中で
不登校から長期のひきこもりになるケース
について、
コメントを求められました。


私が代表をしている
親子支援ネットワーク♪あんだんて♪では、
継続して参加してくださる方については、
長期にひきこもっているケースはありませんが、


これまでに
私が見聞きした例ですと、

不登校になり始めた初期には
親子のバトルは、
ほとんどの場合ありますが、


それがいつまでたっても解消されないで、
親御さんが子どもの状態を理解できず、
受け入れられない状態が長期にわたる。

そういうとき、
子どもが親の対応によって
さらに二次的に傷つきを
深めてしまうことがあります。


学校を休んでいても、
親の前にいると、
常に責められる危険性があると、
自室に引きこもって出てこなくなります。