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2019/08/04

不登校の子どもの思い出・・・ディープインパクト追悼

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



早朝から
蝉の声で目覚める毎日です。



酷暑のなか、いかがお過ごしですか?
子どもたちは、
エアコンの涼風の当たる部屋で
ゲーム、動画・・・ではないでしょうか?




私は、競馬にはまったく素人なんですが、
先日、ネットニュースで
リタイアして病気療養中だった
ディープインパクトが、
急死したことを
知りました。




それまでまったく名前すら
知らなかったんですが、
元調教師の池江康郎さんを
写真で拝見して、
慈愛に満ちた目に心を動かされました。











<ある思い出>
そして、
15年ほど前、
不登校支援のボランティア団体で
親の会を始めたころ、
あるお父さんが
子どもさんの相談に見えたことを
思い出しました。



そのお父さんには
二人の男の子がいて、
長男さんが学校へ行けなくなっていました。





せめて高校くらいは出ておかないと
というお父さんの思いは、
親ならば普通に考えることなんですが、



子どもさんは、
競馬の騎手なら
高卒でなくてもなれる
というのです。




一般的に
不登校の子どもが思いつかない
職業なので、
不思議に思い、聞いてみると、



お住まいが、
競走馬を育てる地域で
有名な街に住んでいらっしゃいました。




子どもさんが
身近に競馬や騎手を見ていたのか
そうでなくても、
その存在は、
その地域の人たちにとって
なじみの深い存在だったと思います。




そして、
次男さんが障害をもっていることも
おとうさんからお聞きしました。




私は、将来親亡き後、
弟さんの面倒をみることも
視野に入れて
お兄ちゃんは
考えているのかもしれない
と思い、


健気な子どもの思いに
胸が熱くなりました。




でも、お父さんには伝えませんでした。



そのお兄ちゃんの思いは思いとして、
今学校に行けない子に
必要なことは、
ゆっくり休養をとること
そのあとで
安定した心と頭で
自分の進路を選べるように
してあげることだと思ったからです。




その長男さんも
もう30歳を超えているでしょう。



競馬の世界に入られたか
他の仕事をしていらっしゃるか?



子ども思いのお父さんでしたから、
長男さんも心の温かい人に
なっていらっしゃると想像しています。




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