2023/09/05

オンライン授業と対面授業

こんにちは。

こころのそえぎ福本早穂です。


コロナが5類になったころに

書いていましたが、

アップするのを忘れてました。💦


でも、タブレット配布が行われ、

オンライン授業が増えてきた今、

不登校の回復段階によって、

子どもにどのような配慮が必要か

という対応方法がわかると思い、

掲載させて頂きます。






2020年のコロナ感染防止による

一斉休校以来、

オンライン授業が始まりましたね。


オンライン授業によって不登校が改善した

という説もありますが、

子どもがどの回復段階にいるのか

によって、

その影響は違っています。


回復段階については

こちらの記事もご覧ください。


【動画】不登校の回復のプロセスと対応方法


不登校の子どもにとっては、

オンライン授業になったことが

よかった場合もありました。


ゆっくり家で休息した安定期から、

そろそろ外へ動き出したくなる始動期

にかかっている子どもですと、


いきなり教室に入るよりも、

オンラインで授業を受ける方が

周囲の目を気にせずに

勉強できるからだと思います。



対面授業ですと、

これまでなじみのなかった

クラスメートや

先生のいる教室内で、

そこにいること自体が

とても緊張する状況なのです。



ですから、

オンラインで授業を受けて、

自分なりに自信がついてきたころ、

分散登校や短縮授業で次のステップを踏み、

徐々に学校に慣れていくことが

できた子どももいました。



しかし、まだ安定期中期くらいですと、

オンラインでも授業を

受けられないことが多いです。


親御さんから、一向に画面を

立ち上げようとしない

という嘆きをお聞きすることが

しばしばありました。



まだ心身に症状が

出ている時期の子どもに、


学校に来れないなら

オンラインだったらできるだろうと

先生や親御さんは勧めたけれど

そこから症状が

ひどくなってしまった子どももいます。



一方で、オンライン授業の間は、

勉強できていたけれど、

対面に切り替わったら、

学校に行けないので

勉強できなくなってしまった

ということもありました。





やはり、一人一人の状態を考慮して

対応していかなければ

ならないと思います。



コロナが第5類になり、

急に人の動きが

活発になってきました。


学校に行っている子どもも

不登校の子どもも

その変化が子どもたちにとって

どう影響するのか

丁寧に見ていってほしいですね。



♪あんだんて♪20周年記念出版

「みんないろいろありました 不登校あるある」


不登校の子どもと親の暮らしの中で、

良く経験する「あるある」が、

親の本音と共に

対応も書かれています。


ポップなイラストと一話完結なので、

読みやすいです。



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