2019/10/16

不登校の親は、「支援型」に進化する。

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




昨日に引き続き、
神戸大学と同志社大学の共同研究から、
 -日本における実証研究-」

「両親の子育ての方法が子どもの既婚率や、
持ちたいと考える子どもの数に
影響を与えていることを、
初めて実証的に明らかにしました。」



とあり、
日本人に多い子育てのタイプとして、



支援型:高自立、中自立、
    高信頼、高関心、高共有時間



厳格型
(タイガー):低自立、中・高信頼、
       厳しい・やや厳しい、
       中・高関心、高規範



迎合型:高信頼、中信頼、
    全く厳しくない、
    高共有時間、中共有時間



放任型:低関心、全く厳しくない、
    低共有時間、低規範



虐待型:低関心、低自立、
    低信頼、厳しい



の5つのタイプに分類しています。



そして、
「男女ともに、
支援型が、
所得・幸福感・学歴形成という
項目のすべてについて、
最も高い達成度を示した」そうです。




この結果は、
昨日の「自己決定」が
学歴、所得よりも
幸福度に
より影響を及ぼす。
という調査結果にも
通じると思います。






2019/10/15

不登校は自己決定の連続

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



先日、Facebookで
こんなタイトルの投稿を見つけました。




「所得や学歴より『自己決定』が
幸福度を上げる  2万人を調査」




わが意を得たり!
の早穂さんです。



神戸大学と同志社大学の共同研究で、
国内2万人に対するアンケート調査の結果、
所得、学歴よりも
「自己決定」が幸福感に強い影響を
与えていることが
明らかになったのです。





2019/10/09

不登校からの進路選択・・・親が覚悟するとき

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



やっと涼しくなったと
ホッとする間もなく、
超大型台風が近づいています。




どうか、大きな被害が
出ませんようにと祈るばかりです。



みなさまの地域はいかがでしょうか?



さて、10月に入り、
通信制高校・サポート校では
秋学期が始まっています。



来年の春に高校入学を
控えている中学3年生も
今から落ち着かないことと
思います。



親の会や進路相談会には、
進路をどのように考えて
決めて行ったらよいか
という相談が多く寄せられます。



最近では、通信制・サポート校や
夜間および昼間定時制などの
情報を知って、

子どもの進路として
考慮に入れるので
今学校に行けなくても
何とかなりそう
と仰る親御さんも多いです。




2019/10/01

お待たせしました! 不登校経験者シンポジウム報告集 「親と子に聞く不登校とは?」本日10/1発行

こんにちは。
「こころのそえぎ」福本早穂です。



私が代表をつとめております
不登校ひきこもり支援団体
「親子支援ネットワーク
♪あんだんて♪」では、
年に一度、不登校経験者による
シンポジウムを
開催しています。



このたび、 
2018年2月18日に
開催した表記シンポジウムの記録集を
発行しました。
パネラーは、親御さん2名、当事者2名
司会進行は福本です。






2019/09/22

不登校の子どものきょうだいに対する悩み

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。


今日は、不登校の子どものきょうだい
への対応に悩むお母さんから
相談された話を書きます。



Kちゃんは、小学校のときから
勉強も運動も良くできる子でした。



体格も良く、
お友だちにもやさしいので、
先生やクラスのみんなから
信頼されていました。



小さな学校で約20人一クラス、
みんな仲の良い
おだやかな環境でした。



地元の中学に入りましたが、
この学校も小規模で、
幼馴染の多いクラスでした。



部活は前からやりたかった
テニス部に。



学級委員になり、
中学になって急に増えた宿題、
練習量の多い部活、
家から遠くなった通学路

小学校と同じように
がんばっていましたが
だんだん疲れがたまり、

学級委員など周囲から
期待される役割など
ストレスが重なり、

朝起きられなくなって
しまいました。



そして、夏休みの
1か月くらい前から
学校に行けなくなって
しまいました。





2019/09/16

【満席御礼】9/15「不登校心理学講座」IN大阪・淀屋橋

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。



今日は、久しぶりの「不登校心理学講座」を
開催しました。



6名の方がご参加くださって、
自分自身をみつめ、
わが子との関係をふりかえるための
ワークに取組んで
くださいました。




↑参加者のアンケートを
読んで、満足してます



不登校初期の子どもの様子、
親としての不安や心配など
共通の経験をしているだけに、
私の冗談にも
よく反応してくださるので、
楽しい一日でした。





中に、
不登校の子を受け入れている
という謳い文句であっても、

行けなくなった時の
フォローがまったくない
という学校もいまだにあり、

教育者としての
良心はどこにあるのかと、
憤りを感じました。




このような場合、
家でいくら親御さんが
理解あるかかわりをされても、

子どもが元気を
回復していかないので、

カウンセラーが
親子関係にばかり注目していると、
親の自己否定感を強めてしまい、
良い方向に向かいません。





学校の対応はどうなのか、
聞いてみる必要があります。



不登校ひきこもりは、
一般的な心理学の知識だけでは
解決にならないことも多いです。



子どもの状態が改善しないとき、
行き詰まりを感じられましたら、



不登校ひきこもり相談室
「こころのそえぎ(福本早穂)」
ご相談ください。




今週土曜日(9月22日)には
大阪・吹田の民家で
不登校相談会<そえぎ>があります。

↑過去のようす

※HPより
不登校の子を持つ
保護者のための相談会です。
広い畳のお部屋で、
ゆっくりほっこり子どものこと、
自分のこと、話してみませんか? 



今渦中の苦しい方は
少し先の見通しをもつために、
苦しい時期を越えてきた方も
これまでを振り返り、
子どもの歩みを確かめるために、
一緒に話し合いたいと思います。



まだまだ残席ございますので、
是非ご参加ください!

詳細はこちら



<関連図書>
今日、お越しくださったお母さん方は
この本を読んでくださっています。


お父さん、祖父母にも読んでもらって、
理解をしてもらったとお聴きし、
大変うれしく思いました。


不登校でも子は育つ ~母親たち10年の証明~
 

2019/09/11

不登校の子と夏休み明け、新学期をどう過ごしてますか?

こんにちは。
こころのそえぎ(福本早穂)です。




毎年、夏休み明けは
行けなくなった親御さんから
ご相談が増える時期です。



ということは、
心身ともにつらい状態の
子どもたちが増えているってことですね。



子どもにとっては、
明日からまたあのつらい日々が
はじまるかと思うと
どこかに逃げ出したくなる
気持ちになるのでしょう。



夏休み最終日に
子どもの自殺が増える
ということもマスコミで
取り上げられていました。


見るたびに、
落ち付かない気持ちになります。