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2022/01/25

受験シーズンの時期に進路に迷うとき

 こんにちは。

「こころのそえぎ」福本早穂です。


すっかりご無沙汰しております。

コロナ休校以来、不登校の子どもが増えている中、


ブログを見てくださっている皆さんは

いかがお過ごしでしょうか?



こころのそえぎのご相談も急増し、

しんどい親子さんたちに伴走させて頂いている毎日です。





<この時期の進路選択をどうするか?>


大学共通テストが終わり、

高校受験もシーズンに入って

周囲のざわめきが気になる季節ですが、


まだ進路先が決まっていない

不登校の子どもさんもいらっしゃると思います。



親御さんは、

このまま高校に行けないのではないかと

心配と焦りが出ているのではないでしょうか。


子ども自身も同年代の人たちが高校進学することは、

痛いほど感じていると思います。


去年まで、高校に行かないと言っていた子どもも、

今の時期ですと学校見学に誘ってみると

一緒に行けたりします。



<親が先に個別相談を>


子どもがまだあまり外に出たくない状態でしたら、

親御さんが先に個別に相談に行って、

今の子どもの過ごし方を先生に伝えて、

親御さんが不安に思っていること、

しんどい子どもへの対応や学力の補充など

どのようにされているか、

先生に聞いておいてください。



そして、

ここなら行けそうだなと思われたら、

子どもさんと一緒に見学されるといいでしょう。

できれば3つくらい候補があるといいですね。


その中でも

子どもさんに一番合うと思われる学校から

連れて行ってあげてください。




拙著「不登校からの進路選択~自分の歩幅で社会とつながる」には、

子どもの回復段階によって

学校選びのポイントを詳しく説明しています。

入学してから継続していくための工夫についても

書いていますので、

参考にしていただければと思います。




ただ、本にも書いていますが、

もう一年、子どもの気持ちが外へ動き出すのを待ってから

進路選択をする、という選択肢も

あっていいと思います。


焦って入学を決めても、

エネルギーが溜まっていないと

動けなくなってしまうことも多いのです。


いずれにしろ、

まずは進路について親子で話しあえるような

関係作りが大切ですね。


普段の雑談を大事に思い、

子どもが話して来たら、

否定しないで聴いてあげてください。



何でも話せる親子関係づくりに

「不登校でも子は育つ」もご参考にして頂けると思います。




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